実家の片付けは親が元気なうちにやろう!

あなたの実家は片付いていますか?

親はいつまで元気でいてくれるのか誰にもわかりません。

▪️今の家に何年住んでる?

親がマンションを購入したのは、私が小学4年のとき。

そのとき初めて自分の部屋を持ちました。

結婚するまで実家暮らしでしたが、私が結婚して一年後に父が亡くなり母が一人で住んでいました。

4人暮らしをしていた家に一人で住むのは、広く寂しかったと思います。

その後も10年以上、母は一人で住んでいました。

転機が訪れたのは10年前の春。

元々膝が悪かった母が両足の膝を手術することになりました。

住んでいたマンションは4階建てでエレベーターがありませんでした。

そこでエレベーター付きのマンションへの引っ越しが急きょ決まり、慌てて部屋探しが始まったんです。

当時私は福岡在住でしたがまだ娘が2歳と小さく、手伝うのはなかなか大変でした。

部屋が決まって2週間後に引っ越し日が決まり、すぐに引っ越し準備に取り掛かりました。

私は既に引っ越し5回経験し慣れていましたが、母は同じ家に20年以上住んでいました。

▪️同じ家にずっと住み続けるというのはどういう状態になるのか?

引っ越しがある方に比べてモノを出して確認する機会が少ないので、モノが溜まりやすくなります!

意識して片付けていない限り、誰でもこの状態に陥りやすいです。

引っ越しをした当時、母はまだまだ元気な状態だったので、声掛けをしながらサクサク要る要らないの判断ができました。

要らないモノは、誰かにあげたり処分したり…

どんな方法で手放すかの判断も早かったです。

片付けが得意な母ですが、やはり同じ家にずっと住み続けていたのでモノが多かったです。

父が急に亡くなったのでなかなか父の持ち物が捨てられず、全て持っていたのには驚きました。

家族が亡くなると遺品となり、更に手放しにくくなりがちです。

実家の片付けは、住んでいる方が自分で判断できる元気なうちに始めるのが上手くいくコツです!

但し、親子なので意見がぶつかり合い、なかなか片付けが進まないことがあります。

そんなときは、ぜひ第三者を加えて片付けを始めましょう。

他人が入ることで、スムーズに片付くことが多いです(^ν^)

今は70代以上でも元気な方が多いですが、還暦を過ぎたら一度は家の片付けをやってみてください。

私の母は、昨年の11月に二度目の引っ越しをしました。

家も引っ越し日も決まっていましたが、腰を痛めて急きょ入院。

結局、私が一人で引っ越しの後片付けまでやりました。

通いながら引っ越しの準備を進めるのはなかなか大変でした。

しかし、10年前に一度家中の全てのモノを見直していていたことで、要らないモノが少なくとても判断しやすかったです(^ν^)

両親が亡くなってから家を相続する場合も大変ですので、ぜひ親が元気なうちに実家の片付けを始めてくださいね。